オーストラリアに
ワーホリへ行くことを決めた、
Ammagammaを登ることは
結果的にできなかった。
4月にメルボルンに来てから
本当に色々なことがあった。
それでも気持ちを強く保ち、
向き合い続けてきた半年間は
自分の中では大きな挑戦だった。
この挑戦は失敗に終わり
大きな虚無感があるから、
ブログを書くことで
気持ちの整理をしたい。
海外生活との両立の難しさ
日々の生活で精一杯
まず立ちはだかるのは、
家と仕事を見つけること。
コロナの影響で
渡航できなかった反動により
一気に外国人が急増して、
競争率が高くなってる。
英語力が不十分なのに、
Facebookや求人サイトで
応募しまくって両方を探して
生活を安定させることは
本当に難しかったなと思う。
クライミングだけに集中できない
もちろんジムで登る時間を
取ることはできていたけど。
でも頭の中には常に
「もう少し仕事を増やしたい」
「今日も英語が分からなかった」
「ワーホリ後はどうしよう」
当たり前だけど、
日本にいるとき以上に
考えなければならないことが多く
それらが気付かぬうちに
ストレスになっていた。
それに付け加えて
クライミングでの目標を
追い求めることは多くの
エネルギーが必要だったから、
魂燃やしてるなあって。
初めての海外の岩場
その上グランピアンズが
初めての海外遠征で、
日本とは違った岩質や
各ムーブの距離の遠さなどに
対応できない自分も居た。
それらが楽しさでありながらも
簡単なグレードですら
苦戦することもあり
思うような成果を出せない
もどかしさも常にあった。
Ammagammaと向き合い続けて感じたこと
スタイルを変える
前々から気付いていたのに、
向き合ってこなかったことが
今回敗退した原因だと思う。
というのも核心の一手は、
自分が一番苦手とする
遠い距離のデッドポイント。
これが想像以上にかなり遠くて
しかも傾斜もきついから、
パワーが無い自分にとっては
不可能かもと絶望したこともあった。
ムーブの解像度を上げる
「どうして止められないのか」
「前のトライと何が違うのか」
「繋げを意識したバラシ練習」
別に闇雲にトライを
重ねている訳ではないけど、
グレードが上がるほど
上記三点のような内容に対して
自分の理解力を高めて
より一層コミットする必要が
あることを再認識した。
強みを伸ばすか、弱点を克服するか
これはまだ悩んでる。
ただ今後V13~V15を
トライしていく上では、
得意分野での課題選びが
必須になると思う。
だから弱点である、
・保持力の強化
・全身の連動
・距離出し
の全体的な底上げをしつつ、
自分の能力で何か一つでも
誰にも負けない強みを持って
磨き続けることが必要かな。
応援してくれた皆の期待に応えたかった
メルボルンで一番のジム
今回メルボルンに来て
何件かクライミングジムで登り
一番気に入ったのが
このジム。
メルボルンの中では、
ラインセットが一番質が良いし
まぶし壁とムーンボードもあり、
かなり設備が充実している。
何よりもオーナーのLesは
Ammagammaを登ってるから、
色々アドバイスを聞ける。
親身に何度も何度も、
一緒にムーブを考えてくれて
本当にありがとう!
皆が応援してくれた
スタッフもお客さんも皆、
「絶対登れる!」
「めっちゃ惜しい!」
「次のセッションで登れる!」
と会うたびに励ましてくれて
トライする活力をくれた。
だからこそ皆の期待に
応えたかったけど、
できずに本当に申し訳ない。
来シーズンは必ず!
てなわけで、
悔しい結果に終わったけど
ポジティブに捉えれば
「まだprojectを楽しめる!」
だから、来シーズンに向けて
トレーニングをして
クライミングスタイルを変えて
もっと強くなります!
おまけ
ワーホリ生活が半年過ぎたけど
オーストラリアでの生活は
大変だけど楽しいことも多い。
それに今後の日本の未来も
どうなるか分からない。
一つの選択肢として、
日本以外にも住めるように
オーストラリアの永住権の
取得を考え始めた。
まだ何も動き始めてないけど
中長期的な目標の一つに
しようかなと妄想中。
かなり難しそうだし、
気が変わるかもしれんけど。
まとめ 外岩ボルダリング オーストラリア グランピアンズ Ammagammaと向き合った半年間
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
とりあえずこれで
Ammagammaは少しお休み。
これからグランピアンズは
夏に向けて暑くなるから
グレードに拘らず、
気になった課題をひたすら
トライし続けようかな。
ジムトレもしっかりしつつ、
シドニーやニュージーランドへ
岩登りに行こうと思う!
さあ、ワーホリ後半も楽しむぞ~!
それでは(^^)/
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