クライミングの魅力は??
「9割落ちて、1割登れる」
以前こんな記事を書いたような、、、
とても楽しいのは間違いないのですが
最近ふとした時間に
これを考えてしまいます。
「クライミングは好き?」
自問自答してみると、
意外と即答できない
自分がいます。
皆さんはどうですか?
この記事は、
特にまとまりもなく
私の気持ちや思いを
つらつらと書いていきます。
考え始めた訳
そもそも私は強くないんです。
自分の限界に挑み続ける、
この終わりの無いクライミングに
耐えられるメンタルが無いです。
少し前から人の成果と比べる
考え方からは脱却出来たので、
自分自身と向き合えています。
しかし、どうしても
精神的にも成果的にも
ムラがあるので、
今みたいに調子が悪い時は
「クライミングは好き?」と
考えてしまう訳です。
私にとってのクライミングとは
そうそう。
メンタルやパフォーマンスが
落ちてる時って何をやっても考えても
良い方向に行かないのがオチです。
クライミングを始めて約8年
岩を登り始めて約3年半
今も変わらず目指すのは、
ボルダーで五段を登ること。
私にとってのクライミングは
趣味の域を越えて生きがいです。
わざわざオーストラリアまで
岩を登りに行く訳なので、
人生に大きな影響を与えてくれました。
グレードという呪い
この呪いにかかってしまった。
どうせやるからには上達したい。
この向上心こそが、
「クライミングは好き?」と
惑わせる火種になっているんです。
以前何かの文章で、
「向上心の無い者は馬鹿だ」と
読んだ覚えがあります。
夏目漱石の「こころ」だね。
・今よりも上手くなりたい
・もっと強くなりたい
自分自身と向き合い続ける、
この終わりの無い問答が
苦しくなるし嫌にもなります。
五段という高い壁
というわけで、
この向上心ゆえに五段という
グレードに見事にぶち当たりました。
四段10本を登ったのを良いことに
ここ最近では五段にトライしたり、
五段クライマーの登りを見たりして
自分の生涯目標を強く
意識するようになりました。
そこでまんまと自分の
弱さに気付かされた訳です。
自分に向き合い続けることが
出来ないから弱いんでしょうね。
弱さに向き合い続けられない、
自分に本当に嫌気が差します。
「クライミングは好き?」と
魔の手が忍び寄ってくるな~。
強いクライマーに共通していること
それは、
強くなりたいと思い続ける
「乾き」を常に持っていること。
この「乾き」こそが、
クライマーとしての強さであり、
これが無いと強くなれないでしょう。
皆さんの周りにも
強いクライマーって居ますよね?
登ったグレードの高さではなく
向き合う姿と情熱の高さ。
彼ら(彼女ら)の
クライミングに対する姿勢は
めっちゃかっこいいです。
私がかっこいいと感じる
クライマーの皆さんは、
表に出さないものの、
この「乾き」を内に秘めていて
ひたむきに努力しているのを
私は知っています。
結局好き
ここまで思いつくままに
だらだらと書いてきて思うのは
やっぱ「クライミングが好き」
先日、
私が神様と崇めている
小山田大さんの「夢幻」完登の
投稿を見て思ったんです。
これほどまでの情熱を
クライミングに注げる
クライマーになりたいと。
「何を」登ったのでは無く
「どう」登ったのか。
自分が目標としている岩を
「どう」登ったのかで得られる
満足感や幸福感が大きく
変わるのでは無いでしょうか。
弱い自分も
弱音を吐く自分も
一喜一憂する自分も
上手に機嫌を取りながら
向き合い続けることで
いつか必ず目標を達成できるはず。
この時感じた気持ちを
いつまでも忘れずに居たいです。
私が生涯目標にしている
「ボルダーで五段を登る」
これを「どう」達成するのか
今後の自分に期待したいです。
この呪いから解き放たれた日に
私は何を感じるのでしょうか。
きっと、
「クライミングが好きだ」と
即答できていることでしょう。
皆さん、
クライミングが好きですか??
おわり
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